インターネット上にホームページを設置して、お店や企業をPRしたり紹介したりしている人にとっては、無視できないような“事件”が起こっています。
ホームページでの集客に大きな影響を及ぼす「検索」について、Googleが何かを行ったのではないかと言われています。ウワサでは「ペンギンアップデート3.0」と言う人が多いのですが、22日の夜から検索順位の大変動を巻き起こしているようです。
このGoogle検索についてですが、「うちのお客さんはYahoo!検索からの流入だから関係ない」と言っている人がいるとしたら大間違いです。Yahoo!の検索もGoogleの検索エンジンを使用していますので、Googleが落ちればYahoo!も落ちます。
現在調べたところでは一番大きなヤマは昨日だったようですが、現在でも大きな変動値を示しています。主要キーワードの順位変動を時系列に表示するサイト「なまず」で確認すると凄いことになっていました。
(画像はなまずのスクリーンショットです)
昨日には28.6まで数値が上がったようですが、私のところには同様の他サービスからもメールが入っていて、ちょっとしたパニック状態になっています。
これは今まで検索して訪れた人が、来ないどころかサイトを見つけられなくなるということになります。Googleが考えるユーザーのためにならないサイトとして判断されると、順位が下落し、最悪のケースでは検索インデックスからも削除されて、検索結果に表示されなくなるということです。
ただそれは最悪のケースということなので、すべての人がそうなるわけではありません。そして順位が下落しているサイトがあるということは、逆に上昇しているサイトもあるということですので、その辺りも踏まえてコンテンツを制作することが必要になると思います。
これは先述のアップデートの情報も含めてGoogleが考えていることなので、あくまで想像の域を出ないのが歯がゆいですが、これまでのGoogleのアナウンスを踏まえればある程度の対策はすることが出来ます。
これまでも繰り返しこのブログには書いてきましたが、良くない外部リンクをつけてSEOをしていたサイトなどは速やかにリンクを外すなどの施策を行う必要があります。
私の運営しているサイトは、無理なSEOをしていませんから今回の影響も逆に良い方に出ましたが、商品名や社名などを使ってSEOを施しているサイトなどは、早急に対処しないと大きなダメージを受けてしまう可能性もあります。これはマーケティングはもとよりブランディングについても悪い影響を及ぼしてしまいます。
インターネットの世界は変化が激しい世界ですので、数年前のルールが現在では通用しないということが頻繁に起こってきます。日頃から意識されるのが一番良いとは思いますが、そうでない方もこういった機会に一度、コンテンツの作り方やインターネットとの取り組み方を考え直す良いタイミングだと思います。
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2014年8月25日
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