Googleが2〜3ヶ月くらい前から対象のWebマスター向けにメールを送り始めて、4月21日から実際に適用し始めているという、モバイルユーザビリティがよろしくないというサイトに対して検索順位を落とすよ〜という警告ですが、最適化の対応はされましたか?

私のところにも、気のせいかもしれませんが特にモバイルでの閲覧比率が高いサイトには早めに警告が来た気がします。

サクっと説明しますと、これはサイト(ホームページ)閲覧の方法が多様化してきている昨今、スマートフォンなど携帯端末での閲覧が増えているのでサイトをそちら向けにも最適化しなさいと。最適化しないとモバイル検索の順位を下げるよ。ということです。

GoogleによるとPCサイトをスマートフォンで表示した場合に、文字が小さくなったり、リンクボタンの間隔が狭かったりするのはユーザーに対して親切じゃないということです。

そしてやり方にもルールがありまして、PCで見るときに(http://△△△.com/)というサイトを、モバイルで見るときに(http://m.△△△.com/ や http://△△△.com/m/)などにしていたサイトが多く存在していますが、そのやり方は好ましくなくどの端末からでも(http://△△△.com/)で閲覧できるようにしなさいということです。(アドレスが違ってもプログラム等で対応する方法もありますがGoogleの判断は如何に)

ですから予算などを理由にPC向けのサイトだけを作っていた人は、スマートフォンやタブレットに最適化するためにサイトを改造しなければならないということから、私も一部のお客さまのサイトに対応作業をしました。

Googleが推奨しているルールに則ると、最近のWebデザインではトレンドとも言える「レスポンシブ」での対応が良いとされています。

レスポンシブWebサイトについては、先にスマートフォン、そしてタブレット、最後にPC表示に合わせて作っていくので、フルリニューアルであれば良いのですが、既存のPCサイトを変更せずにモバイルに落としこむというのは、できないことはないのですが結構大変でして、ソースも大きく書き換えることになってしまいます。

私もここに来て火が点いたように対応を迫られていますが、本来の作業とは違うということもあり慣れない作業なので、3月末くらいからバタバタしています。

いつもGoogleに振り回されて、頭にきてしまうという人もいるかも知れませんが、それでもホームページを使ってのビジネスなりを考えているのであれば対応しておいた方が良いと思います。

ただ費用も掛かるので簡単ではありませんね。私のところでも制作途中で警告があることが分かって、相談したけれど今回はそのまま継続、という仕事もありました。そのサイトは公開して約一ヶ月が経過しましたが、すぐに警告メールがきました(笑)

もう少しすると、今回の施策の結果があちらこちらで見聞きできることになるとは思いますが、出来る限り早めに対応しておいたほうが良さそうです。

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