こちらのページでは東金市にある南インド料理CHENNAI(チェンナイ)さまで手掛けさせて頂いたお仕事を紹介しています。

今回はA4両面フライヤーです。

このフライヤーは、A面(オモテ)はしばらくの間は固定デザインでお店の基本的な情報をお伝えして、B面(ウラ)ではA4をブロック分けして、季節キャンペーンや新企画などを訴求していくという手法をとっています。

南インド料理CHENNAI様 - フライヤーA面
A4フライヤー(A面)
これはデザインコストを削減できることが大きな理由でもありますが、A面には基本的なお店情報がすべて載っていて、そこを繰り返しお伝えすることでお店に対するお客様の印象を安定させるという狙いもあります。

南インド料理CHENNAI様 - フライヤーB面
A4フライヤー(B面)
B面は上半分がA5横サイズになっていて、今回は一押しのビールキャンペーンを大きく扱いました。下部は左右ともにA6縦サイズになっていて、左がテイクアウト(お弁当)のご紹介、右がショップカードのご紹介と申込み書を兼ねたスペースにしています。

ブロックをキッチリと区切ることで、ポスティング等で折りたたむケースでも効果的ですし、他の印刷媒体に展開するオプションもリサイズで対応できるのがメリットだと思います。

こちらのフライヤーは主に、お店のスタッフがポスティングするという、一気または早急に結果を求められるやり方ではなかったようですが、高確率でご来店いただいたという報告をいただきました。

またお店の中と外で、案内板で常にPRしていたテイクアウトについても、フライヤーで訴求したことで売上が増えたという結果が出ました。

こういったPRについては店主から懐疑的な意見も時としてあります。ポスティングについても合う地域と合わない地域、またちゃんとターゲットを考えてやらないと、フライヤーを(撒いた枚数÷来店数)の割合は良くはなりません。

しかしお店で告知しているから大丈夫というのでは、解釈が甘いと言わざるを得ません。よほどの人気店であれば可能かもしれませんが、お客様はお店の人が考えているよりも遥かに何も見ていません。

一方的な「やった感」は、PRを行う上ではとても危険な感覚だと思います。

キャンペーン等を行う際にはそれなりの出費を伴っているのが通例ですが、お客様に知ってもらわなくては意味がありませんから、やるのであれば店内・紙媒体での広告・ネット広告くらいは最低限実行されたほうが良いと思います。

今回のキャンペーンについては成果が出たとの判断を頂きましたので、現在は次回のキャンペーンに向けて、A面はこのままでB面の3ブロックのうちの2ブロックを別のキャンペーンのデザインに差し替える準備をしています。

次回は制作したフライヤーB面上部のビールキャンペーンを、オプション的に他媒体に展開した例をご紹介します。

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